SMITA EVENT・
COLUMNスミタイベント・コラム

ありのまま…本来の自分を知るには?

ありのままの

この言葉を見るとオートマティックにあの歌を思い出す方が多いでしょうか

 

一時期、本当に良く耳にしましたよね。

 

ありのままの 姿みせるのよ

ありのままの 自分になるの

 

この≪ありのままの≫私って??

自分らしく、私らしく、あなたらしく、素直に、ありのままに・・・。

大人になればなるほどいろんなモノが肉付けされてしまって

本来の≪私≫ってものが、もはやもうどれだかわからなくなるくらい

自分が一番自分のことをわからない・・・。

そんなことを感じたことってありませんか?

私はヨガを日常生活に取り入れていますがヨガのポーズ(アーサナ)は

自分の声を無視してポーズをとり続けると痛めてしまうし

ポーズができる人と比べて自分ができないことに劣等感を感じたりするとイライラする。

ヨガのポーズ(アーサナ)をとることは

カラダを動かすことによって健康を促進するという効果もあるけれど

それだけではなく自分の思考のクセに気づくことでもあるんですね。

忙しい日常生活の中では自分の内側の声はなかなか聞いてあげにくい。

でもこのヨガの時間の中ではなるべく自分の内側の声に寄り添ってみる。

そうすると意外な自分の声を聞くことができたり。

でもけっこう自分の本心を聞くのが怖いと思ってらっしゃる方も多いかな。

でもその声を無視し続けるかぎり

《ありのままの自分》になることはなかなか難しい。

《ありのままの自分》ってことは 自分にウソをつかない!ってことでもあります。

私もヨガを始めた頃は他人と比較したり

がんばり過ぎて痛めてしまったりっていうことがよくありました。

でもそんなことを繰り返し繰り返ししている中でええ塩梅がわかるようになる。

大事なことは  

心地よい、気持ちよいという幸福感を感じているかどうか。

その感覚がある時がきっとありのままの私なんじゃないかなーと思います。

先日のヨガのクラスの後、生徒さんが

『最後のシャヴァーサナの時、子供の頃を思い出しました。

川遊びで冷えた身体を岩の上でこうして大の字になって太陽を浴びて、温めるのが好きだったんだって』

と話してくださいました。

子供の頃って本当に純粋で、しがらみなんかも今よりはなかった頃だと思います。

私もヨガを始めてしばらく経った時

子供の時の自由な感覚を思い出したことがありました。

その頃の感覚。

頭で考えずに、感じて生きる。

Don’t think!! Feel!!

毎回は難しくても、ちょっと意識したらできる!

今日は3月1日。

新しい1歩を、そんなところから始めてみるといいかもしれません。

ライター:Akiko Okayama

ポーズ主流のYOGAから、本物のYOGAを学びたいと、インドやニューヨークのヨガマスターから、ヨガ哲学や、暮らしに活かすYOGAの智恵を学んだことで、過食症を克服。ヨガの心のあり方を伝える重要性を感じ、ヨガの本質である“幸せに生きるためのヨガの教え”を暮らしに活かせるよう,《yoga for life》をテーマに宝塚を拠点にクラスを展開中。シータヒーリングのセラピストとしても活動し、心を癒すことに定評がある。