SMITA EVENT・
COLUMNスミタイベント・コラム

喜んで捨てる

仏教の修行の一つにある「托鉢」
駅前などで笠をかぶったお坊さんが手に鉢を持って立っているのを見かけたことがあるでしょうか
あの鉢にお金を入れても
お坊さんは決してありがとうございますとも言いませんし
頭を下げることもありません
 
なぜなら「与えるという行為」をお坊さんが托鉢という形で与えるという修行だからです
お互いに与え合うことを意味する為
ありがとうではないんですね
 
 
お釈迦様はその昔托鉢に行く弟子たちに向かって言いました
「托鉢に行くのは貧しい人達の家にするように、決してお金持ちの家を回ってはならない」
 
これは貧しい人たちは自らが貧しいと思っているから他人に施しをしていない
そうすると貧しさからは抜け出せない
 
自分の為だけにお金を使うのではなく
喜んで捨てるという行為
他人に喜びを与える
他人のためにお金を役立てることが
本当の貧しさから抜け出せる方法だという教え
(お布施=喜捨)
 
ヨーガの教えにもまたこれと同じようなものがあります
 
【喜んで捨てる 】 を改めて考えたい時代
 
 
新型コロナウイルスの世界的な蠢きの中で
途上国では小さな子供達や未成年の女性達にも大きな影響が出ています
人権や動物や自然環境にも危機的な影響が様々に出ています
 
自分の持っている金銭や知恵や知識や技術、時間、を喜んで捨てる(喜んで与える)のは「今」のように感じています
 
 
 
 
Naoko Kawamata

 

TANMATORA YOGA
MUNDUS
 
 

ライター:川又尚子

ヨガを意識した暮らしをスタートさせたのは13年前。“yoga at home"=“ヨガを日常の習慣にすることがその人の美しさを引き出す”という考えのもと、インストラクターとして「TANMATORA YOGA」を主宰。自宅のある葉山を拠点に、ヨガの土台づくりとなるclass. workshop. eventを鎌倉・東京・関西で開催。また漢方、SPICE、お香など、日常のヨガをサポートするプロダクトを販売する「MUNDUS」(ムンドゥス) のオーナーでもある。女性たちが、Family Firstを優先にしながら気持ちよく仕事ができる環境づくりを軸に、女性が元気な社会づくりに取り組む“MUNDUS Project"として、長期的ビジョンをもって活動中。
2017年10月 長女を出産