SMITA EVENT・
COLUMNスミタイベント・コラム

雰囲気で育てる

“ 雰囲気 ” を辞書で引くとその場にかもし出されている気分、天体を取りまく大気とあります
 
この目には見えない雰囲気に影響を受け、影響を与えて生きているのは確か
 
職場の雰囲気
家庭の雰囲気
恋人の今日の雰囲気
そんな気配を感じ、纏い、暮らしています
 
つまり雰囲気とはそこにいる人が醸し出している気分や感情の気配といった感じでしょう
 
この ” 雰囲気 ” を最も敏感に感じ取るのが幼い子供達
そしてそれに影響を強く受けて心に反映させている幼少期
 
成人し言葉や経験を蓄えた時には
雰囲気に流されず、又頼らず、言葉や言動で表現し責任を果たすといった場面も多くありますが
幼少期にそんな責任を取る場面はありません
 
幼少期に大切なのはその子を日々取りまく ”  雰囲気  “
その子自身が放っている雰囲気をしっかりと大人が観ることな気がしています
 
ところが
理解力が出てきて益々躾の必要と感じる年齢になると
この時期にはこれぐらいはできていないといけない
この年齢でこんなこともわかっていないようではいけない
といった、本に書いてあったから、周りがそうだからといった
その子にあった雰囲気で向き合うということがおざなりになっている機会を見ることが少なくありません
 
個人の成長も学びも変化も十人十色であることは大人になってもずっと同じです
 
 
私には2歳になる娘がいますが、叱らなくても話せばほとんどのことを理解します
これは言葉そのものの意味を理解してのことではなく
それを話し向き合う母親の醸し出す雰囲気から感じ取り判断しているのでしょう
 
何かを伝える、理解してもらう為には
言葉で話し向き合う姿勢を取る、嘘をつかない、約束は守る、ごまかさない、譲渡する
そしてこちらが変化すること
 
こうして考えると大人同士の関わり合いにおいても同じですね
 
 
いかに母親の雰囲気、家庭の雰囲気、教育環境の雰囲気、社会の雰囲気が大切かを考えさせられます
 
 
2019年の冬を迎え入れようとする今
陰気が強くなる季節です
 
改めて 自分自身の陽気さ活気、元気やユーモア
自らが放っている雰囲気に意識を止めてみることは自分を大切にする方法の一つかもしれません
 
 
 
 
Naoko Kawamata

TANMATORA YOGA
MUNDUS
 
 

ライター:川又尚子

ヨガを意識した暮らしをスタートさせたのは13年前。“yoga at home"=“ヨガを日常の習慣にすることがその人の美しさを引き出す”という考えのもと、インストラクターとして「TANMATORA YOGA」を主宰。自宅のある葉山を拠点に、ヨガの土台づくりとなるclass. workshop. eventを鎌倉・東京・関西で開催。また漢方、SPICE、お香など、日常のヨガをサポートするプロダクトを販売する「MUNDUS」(ムンドゥス) のオーナーでもある。女性たちが、Family Firstを優先にしながら気持ちよく仕事ができる環境づくりを軸に、女性が元気な社会づくりに取り組む“MUNDUS Project"として、長期的ビジョンをもって活動中。
2017年10月 長女を出産