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COLUMNスミタイベント・コラム

肉体と精神を繋ぐ食事

私達のカラダは口にするもので作られています。
こう聞いて

知っている。わかっている。と実感している。痛感している。

には実に大きな違いがあるように思います。若い頃はなかなか実感として掴みにくいものですが、年齢を重ねるにつれて、環境や肉体の変化と共に「食について」考える機会が増えていきます。

口にしたものはどんなに少量であっても、それは血になり細胞になって、全身を巡ります。
健康も美容も食べるものに影響を受けているのは確か。
心にも体にも作用する食は常に多くの方の関心ごとですよね。

メディアではカラダにいいもの、正しい食べ方、食に関する情報に溢れていますから自然と食に気をとめるようになる、そんな今の世の中です。子供を育てるに当たっても、多くの母親にとって食は大きなテーマ。
栄養価の高い食材を、品質の良い品を。
何を”与えるか”に頭を悩ませることは何と豊かな証でしょうか。
与えれるか”与えれないか”を問う母親もいるのだということを常に頭の片隅に置いておかなければなりません。

私自身もまた食を大切に考えてきましたし、様々に試してもきましたが、どんなに良いとされる食材や摂取方法も、今の私に合わないと思えば離れますし、合っているなと思えば継続します。

カラダにいいものと、好きなものが必ず一致する訳ではありません、体調や季節・環境で合う時と合わない時もあります。個人それぞれ異なるカラダ。
カラダに良い食事とは、その時々、その人それぞれに変化するということ。
だからこそ「適当なスタンスでいること」は実はフレキシブルな選択をするために大切です。

適当と聞くと、インスタントや偏った食事を思い浮かべる方もおられるかもしれませんが、ここでいう適当は「 こだわりのない素直な食事 」 のことです。
美味しいにもたくさん種類があって、その瞬間に気持ちにも無理のない食事。

友人や恋人、家族。
心から単純に楽しい食事。
カラダにいいとか、正しい取り方といったことに関係なく選び取る食事。
そういう食事は心に作用します。
精神と肉体は不離一体です、どちらにウエイトを置いても成り立ちません。

大切なのはカラダの様子、変化を知ろうとする日常生活です。加えて必要なのは、カラダもキモチも何を望んでいるかを知ること。そして、少しずつ丈夫なカラダを培うこと。

出産し母乳育児を継続して1年が経過して
母乳は血液からできていますから、私の体内の栄養分の大半を子供に受け渡していたことになります。
1年間睡眠もまばら、食事のリズムも乱れ、以前よりもYOGAやエクササイズを実践する時間も半分以下になりました。

ところが、カラダを観察しているとは傷み弱るどころか、むしろ強くなっている気がしています。
精神的に強くなり、心からの充足を得ている時は、肉体もまた強く柔軟になるのでしょう。
これはもちろん医学的な観点でなく
私の実感として肉体が常に精神(心・キモチ・感情)の影響の下で働いているのだということを痛感している出来事の一つです。

新たな1年肩のチカラを抜いて、
カラダに思いやりのある日常を送ってみてはいかがでしょうか

「 2019年が皆さんにとって健やかで実りある年でありますようにお祈り申し上げます 」

 

Naoko Kawamata

TANMATORA YOGA

HP | www.tanmatorayoga.com

MUNDUS

HP | www.mundusprojects.com

ライター:川又尚子

ヨガを意識した暮らしをスタートさせたのは13年前。“yoga at home"=“ヨガを日常の習慣にすることがその人の美しさを引き出す”という考えのもと、インストラクターとして「TANMATORA YOGA」を主宰。自宅のある葉山を拠点に、ヨガの土台づくりとなるclass. workshop. eventを鎌倉・東京・関西で開催。また漢方、SPICE、お香など、日常のヨガをサポートするプロダクトを販売する「MUNDUS」(ムンドゥス) のオーナーでもある。女性たちが、Family Firstを優先にしながら気持ちよく仕事ができる環境づくりを軸に、女性が元気な社会づくりに取り組む“MUNDUS Project"として、長期的ビジョンをもって活動中。
2017年10月 長女を出産