Living Yoga ヨガのある生活
私の娘は3歳になって真似事が盛んになりました。それはもうそっくりにそのまま私を真似ていて笑ってしまうほど
言葉はもちろん声のトーンや立ち居振る舞いまで自分を見ているようで恥ずかしいったらない
もちろん
YOGAのアサナも私の真似をして勝手にやっている
そうして気がついたのは
母親の真似にしろ
おままごとのごっこ遊びにしろ
学びの原点は真似びからきているということ
彼女達は真似ることから学んでいるのだ
真似ている全てがどれほど重要なのか考えさせられる
親が簡単に物を捨てるようではそれがベーシックになるのだろう
それをもちろん真似るのだから未来の地球が見えてくる
将来どんなに環境保全の教育がなされても
幼い頃にベーシックで身についた習慣を変えるのは安易ではない
今、彼ら彼女達に何を見せるのか(何を真似させるのか)は非常に重要だということ
問題が起きた時の親の姿勢
咄嗟の対応などは子供達の記憶にも深く刻まれるに違いない
子供から大人になったのはいつ?
さぁ わからない
ただ真の自由の幅が広がることで私達は大人になったと思うのかもしれない
どうだろう?
私達が大人になって自由になったと感じれたのは恐らくある程度年齢を重ねてから
それまでは自分の知らない世界に恐れや拒否反応を示したり
知らないということに不安や迷いを抱いたりする
そうしてそれらの幾つかを知っていくことで又は、知らなくてもいいと言うことを知っていくことや
知らないことを受け入れた自分を知っていくことで恐れが減って
恐れがひとつ減るたびに自由になってきたはず
子供達に真の自由を渡したいと願うなら
真似る機会( 学ぶ機会 )
知ろうとする機会
知る機会を与えてあげることでしかないのかもしれない
親が
断定したり
決定したりすることでこれらの機会は遠のいていく
つまりもっと言うと自由を奪っていくことになりかねない
自分自身が自由になってこそ選択肢が増え
自分の意思で人生を選択していると実感する時
大きな視野(地球単位で)を持つことが可能になる
そういう視野で生きる人々が多くならなければ地球に大きな変化は訪れないだろうと思う
私は娘にYOGAのある生活を教えています
*実際には暮らしの中で実践して見せているだけ
YOGAのある生活を真似て学んで
YOGAのある生活を継承してほしい
ヨガのある生活を子供にそして今を生きる多くの方へ伝え共有することは
地球を変化させ守る為に今の私にできるミッションだと思っている
さぁ 風の時代を颯爽と進みましょう
ヨガのある生活と共に
身軽に風に乗って
ライター:川又尚子
ヨガを意識した暮らしをスタートさせたのは15年前。“yoga at home"=“ヨガを日常の習慣にすることがその人の美しさを引き出す”という考えのもと、インストラクターとして「TANMATORA YOGA」を主宰。自宅のある葉山を拠点に、ヨガの土台づくりとなるclass. workshop. eventを鎌倉・東京・関西で開催。また漢方、SPICE、お香など、日常のヨガをサポートするプロダクトを販売する「MUNDUS」(ムンドゥス) のオーナーでもある。女性たちが、Family Firstを優先にしながら気持ちよく仕事ができる環境づくりを軸に、女性が元気な社会づくりに取り組む“MUNDUS Project"として、長期的ビジョンをもって活動中。
2017年長女を出産
2020年長男を出産